小学校受験~親子面接2~
前回、親子面接では、父親がしっかり見られてしまうことを書いてみました。
で。
うちの場合の親子面接対策を書いてみたいと思います。
まず、情報収集として頼ったのが本ですね。
オススメは、日本学習図書から出版されている『新小学校受験の入試面接Q&A』
これはとてもわかりやすく、参考になりました。他にも願書とアンケートの対策本も同じ出版社から購入してます。
その他にも、心構え的な本を2冊くらい買って、という感じ(何冊買うw)
幼児教室の待ち時間て大体二時間半くらいあったので、カフェに入り、その間に熟読してました。
ノートにもまとめたりなんかして。
実際、各校のオープンスクールや説明会にも何度も足を運び、カラーや教育方針や雰囲気などを確かめていきます。
HPでも確認するのですが、校長先生のお話をじかに聞いた内容などは、面接でもこちらの熱意をアピールできる部分になります。
だから時間の有る限り、何度も行くのが肝心なんですよね。
思いの外、大手の幼児教室で頂ける情報などは一部にすぎなく、実際の対策は弱い印象がありました。特化してないんですよね。
一般的なことをさらっと説明する感じ。
待ちの姿勢ではダメだということ、自分たちから情報を取りにいくことが大切でした。
本番2ヶ月前に申し込んだのが、個人で運営されている幼児教室で、面接対策で入塾しました。
志望校のみに特化していたため、大手が持っている情報量と違うことに驚きました。さすがです。
そちらの先生に手直ししていただき、
晴れて合格を頂けました。
お母様は控えめに、お父様は熱意を持って、とのご指導でした。
短い間でしたが、お世話になって本当に良かったと思います。
合格の際には泣きながら、先生にお電話をしたのが懐かしい思い出となっています。
小学校受験対策6~親子面接~
我が家の場合、一番頭を悩ませたのが、親子面接でした…。
子どもは大丈夫なんです、ばっちり。
親が…っていう笑
特に主人がロースターターで、スイッチが入ったのが、受験日の2ヶ月前あたりから!
いや、本当にどうなることかと思いました。
が、ここで本気の対策が取れました。
そもそも、受験自体にそこまで乗り気でないお父さんの場合、なかなか重い腰をあげない。
うちはまさにそれでしだが、
学費は私側が負担していくため、受験自体つべこべ言わさない圧はあったと思います笑
さっさと協力してよ的な何かがw
だから言えることも多かったですね。
やはり経済的な部分でどちらが負担するかって発言力違ってきますしね。
ですが。本番は別。
小学校受験においては、ご主人が面接では見られると言われていますが、本当にそうでした。
いや、彼は大黒柱は大黒柱だけども、学費は私だと言いたくなるくらい、そのくらい父親が集中して見られます。
先生の視線や体の向きと質問内容が父親、母親は全然違うんです。
大体、志望動機はお互いに聞かれますが、
我が校の教育理念についてどう思われるか、
大切にされている教育についての価値観は、
父親の仕事(会社名も)
学費負担は問題ないか
日頃お子様に対して心がけていることなど
核心にせまる質問は父親に向けられます。
母親は子どもの生活一般に関して問われることが多く、アレルギーはあるかやどんなところを伸ばしていってあげたいか、など。
いやいやちょ、
学費は私の方が。(二回目)
私に聞いてよ!
なんてことは微塵も見せませんよ、勿論。
言いたくなるけどね笑
次は面接の対策方法について書いてみます。
小学校受験対策5~行動観察~
もうタイトルからして行動観察って笑
そのままでしょっていう。
思い出しながら書いてみます。
行動観察の考査って要は、
お友達と仲良くできそうか、協調性はあるか、挨拶はきちんとできるか、靴は脱いだら揃えられるか、しっかり集中してお話を聞けるか、その際に手足をブラブラしないか、静かに姿勢正しく座っていられるか、先生の指示を聞いてその通りに行動できるか、です。
以上!
って早すぎw
これ、全ては親が教えておくべき躾の要素だと思います。
いけないことはいけない。
これをしたら、相手に失礼にあたる、とか。
もちろん幼児教室でも教わります。
模試での行動観察の項目は20個くらいありました。
私が上記に書いたのはざっくりとしてる。
ちなみにうちは毎回満点でしたね。
女の子だからというのもある。
それって特段、いつも親が躾に厳しいのではなく、子自身が学ぶ子だったから。
小学生用のルールやマナー本などでも。
もちろん口頭でも教えています。
公共での場所、公共でのバスや電車でのマナーなど。実際に体験したりしながら。
お箸の持ち方やリボンの結び方など、出るところは試験にも出ますよね。
当たり前のことが問われる。
でも男の子より女の子の方が、ルールを守る、場面場面できちんとしようとする意識は高いですね。性差なんでしょうけども。
入学後を見てもそう。
授業参観でも、女の子はみんな本当にしっかりしてるなと、男の子は元気だな笑 と思わせられます。
ちなみに、ハンカチティッシュを持っているかのチェックも本番試験にありました。
あるところは、面接の際に紙ゴミをちょっと落としておいてそれを拾ってゴミ箱に捨てられるかどうかのチェックもしたみたいです。
ゴミを自然に拾って捨てるかどうかの考査。
怖w
もう、一言しかない。
躾ですよね。
うっかりスカートやシャツで手を拭かないように日頃からしないとですね笑
小学校受験対策4~お絵かき~
幼児教室などで毎回お絵かきの練習があるかと思うのですが、これって各教室によって指導方法が若干異なる場合があります。
例えばA教室は描く人数は最低3人、塗り方はささっと塗る方法をとる。
B教室は描く人数は最低2人だが、きっちりベタ塗りが基本、とかね。
ベタ塗り基本なので、制限時間内に3名描いている時間がない。
これは各教室によって方針が違いますので、何とも言えなかったです。
長く通っていた教室はBになるので、
うちは基本二名のベタ塗りでいきました。
本番もそうです。
描き慣れていますし。
毎回人物像を描かせる場合が多かったです。
家族で遊んでいる絵とか、木の下で遊んでいる絵とか。
志望校別の対策がお絵かきにも必要ですね。
動物園で遊んでいる絵、と出題された時には動物も描けなきゃいけないし。
絵の対策は、クレヨンでこちら↓を使いました。
講談社から出版されているあきやまかぜさぶろうさんの、『1日10分で絵がじょうずにかける本』です。このシリーズの赤と緑の二冊を購入。いろいろな動物や虫や蝶の描き方がワークブックで練習できます。年中さんから使用していました。
でも、本番でも動物やら虫の出題はなかったです…やはり過去問は要チェックですね。
小学校受験対策3~ペーパー対策~
前回、季節行事についてできることを書いてみました。
その他、芋掘りやキノコ狩り、お弁当作って山登り、お祭り、海やプールに出かけるのも、水族館、博物館、美術館に親子でお出かけしてみたりするのもいいと思います。
とりあえず、子どもがやりたい!行ってみたい!と言った場所には全て行った感はある(笑)
そうそう、受験期間中の夏休みに家族でディズニーランド行ったんだけども。
同じ学校の先輩ママに、ディズニーランドに行ってる場合じゃないと言われたことがあってw
ディズニー行くなら、山や海に行きなさいと。
自然の中でもっと身になることを、と。
いや、おっしゃる通りだと思いました。
小受ってそういう世界観なんですよね。
何かをわーっとして、ああ楽しかった、おしまい、ではなく、その中で何を学ぶかとか大切さを知るとか、目的意識があるんですよね。
目的観といおうか。
わーっとしておしまいの楽しさも家族の思い出になるからいいとは思いますよ、個人的には。
でも小学校受験には若干そぐわない部分がある。
で、ペーパー対策ですが。
体感労力としては、家庭学習7、幼児教室3くらいの比率だったかもしれません。
幼児教室は基本週1で通っていましたが、宿題やそれ以外の学習は別の書籍を使用していました。
主に使っていたのは、理英会と奨学社のドリル。
どちらも有名な幼児教室なのだけども、
幼児教室によって出題難易度も結構違うんですよね。
理英会のドリルは50冊は購入しました。
単元別のばっちりくんドリルで基礎と応用で分かれてます。これは使いやすかったです。
年中さんは基礎編でしっかり基礎固めし、
年長さん手前から応用編での目安にしてました。
奨学社は結構難しい問題を扱っていますが、これもまた良くできてると思います。志望校別に問題集を選んでもいいかも。
難関のところは断然奨学社で数をこなした方がいいと思います。これも20冊は買ってます。
家庭学習のドリルは上記の問題集と幼児教室の宿題をする、という感じ。
タイムテーブルですが、我が家は幼稚園終わってから1日1時間ちょっとくらい。
夕飯前に終わらすのが多かったです。
一年半、平日ほぼ毎日です。
土日はお休みに設定したかな…
なのでドリルも70冊くらいあって丁度良かった。
もちろんもうできる単元のものは飛ばすこともしました。
いかんせん一年半の短期でしたが、意外と間に合うものだなと感じました。これは遅生まれというメリットもあったと思います。
一年前はゆるゆるの線で、できなかった点繋ぎなども一年後にはしっかり書けているなど、
こつこつやってきたことが、できるようになるのを発見すると嬉しいというか。
本人が一番喜んでました。
一年前、こんな線書いてたわたし!みたいな笑
赤ちゃんだったわ~とか笑
また志望校の過去問を早めに取り寄せましょう。
ずっと幼児教室の問題を解くことに集中していた我が家は、受験日の約半年前から受験する小学校の過去問を数校分取り寄せてみたんですが、アクションが遅かった…というのが実感。
完全に私のミスです。
受験すると決めた時に、取り寄せるべきだったと思います。
それは、使わない労力の問題(笑)
小学校受験て片っ端から全校受験するわけじゃなく、数校なんですよね。大体3~4校として。
なので志望校別にそった対策が必要だし、
そこまで対策しなくても良い分野というのもあります。
私の対策方法は、『全校受かってみせます』のやり方でした。
それ必要ないわ…です。
出来るにこしたことはないけど、あまり必要ないということ。
年度により、変化球がくる場合もあります。
対策しまくりのお話の記憶がなかったり。
出来るにこしたことなく、模試で上位の子達は勿論、各分野まんべんなく対策していると思います。
それは模試自体がまんべんなく出題してくるからです。
ですが、模試で上位であることと、日頃のまんべんなく対策は比例しますが、必ずしも合格には必要ないということ。
必要なのは、過去出題された問題の傾向、難易度の把握です。
これが抜けていました。
手元ドリルの応用問題もしっかり解かねばの視点だと見落とします。
うちの子は遅生まれのメリットからあまりペーパーに難儀したことはないのだけれど、早生まれのお子さんであまりペーパーが出来ない、という場合、お母さん自身が焦ってしまうこともあると思うんです。
そんな時こそ、志望校の過去問の問題を分析してみてください。
何が必要で、何が不必要なのか。
問題傾向の難易度。
ペーパー対策には必要です。
合格されたお母さんたちの間で、よく言われることが、あれほどのペーパー対策しなくても良かったんじゃないかな…(遠い目)ということもあります。
それは私も同感。
必死の時には気がつかないんですよね。
どうかペーパーごときでお母さんが潰されませんように…
楽しくいきましょう。
小学校受験対策2~家庭学習~
小学校受験の家庭学習について。
こんな対策が有効だったなというものを書いてみたいと思います。
用意すべきは、まずカレンダー。
我が家は大きめの書き込めるタイプを使用し、
1月~12月までの家庭での季節行事を書き出してみました。
例えばお正月は食事も普段とは違いますよね。
おせちの食材一つ一つにも意味があります。
門松やしめ縄の意味を教える。
一緒にたこあげ、羽根つき、カルタなど遊びながら楽しむ。工夫次第で工作にもなる。
福笑いなど一緒に手作りで簡単に作れます。
2月は節分、3月はお雛様、4月はお花見などなど。
基本の季節行事の本を一冊買っておいても良いと思います。
これってどういう意味?
子どもに聞かれます笑
いろいろな体験をさせること、家族で楽しんでできることが大切です。
これがどのように小受につながるかというと、
もう明確。
お絵かきです。
絵なんだよ‼️←大声出た
もちろん強要はダメです。
ほら、こないだのお花見書いてみなさいとは絶対言わない。
夏休み家族で楽しかったことを描きましょう、なんて出るんですよね。お絵かきで。
普段から沢山の楽しい体験をさせていれば、色とりどりの色で素敵な絵を描くんです、子どもって。
もう明確に出ます。
絵で日頃がわかってしまうようなものだと思います。
描けないのは、心に残る体験がないから。
そう親は意識するべきじゃないかなと。
己を振り返れと。
またペーパーで季節の問題などが出てきた時にも、あ!この前やったあれだ!とか、
このお花、この前飾ってたお花!とか
体験の記憶が机上でびびっと結びつく。
逆にカードやポスターで覚えさせてるものはすぐ忘れることがありますね。
脳内の結びつきが弱いこともある。
季節行事はこんな感じで対策していました。
次回はペーパーについて書いてみます。
小学校受験対策1
小学校受験対策についての基本を書いてみたいと思います。
我が家は終了組ですが、もしこれから準備される方や私のように小受が初めて!という方へ何かの参考になれば幸いです👀
まずは、子どもの月齢。
誕生日はいつか?ということ。
これ毎回どの幼児教室でも最初に確認されます。
私も当初、なんでだろうと感じてました。
でも段々わかってきたことは、月齢がペーパーや工作、運動考査の出来具合に直結する可能性がある。
やっぱり同じ学年でも、例えば4月、5月生まれの子と1月、2月生まれの子では差があるということ。
幼稚園児の段階で受験をするわけだから、まずここの部分を確認して、早生まれの場合、準備期間を長めに設定した方が後々楽なのです。
学校側も月齢考慮をしてくれるところもあります。不平等になってしまうから。
で、月齢考慮をしてくれる学校の場合、誕生月によってある程度振り分けられるんですが。
月齢考慮➕難関倍率の学校の場合、
遅生まれの子(例えば4月~7月あたり)の突破難易度も高くなるんです。
特に女の子。
みんな出来るから笑
これは幼児教室の先生から言われたことです。
ある程度どのご家庭もしっかり準備して挑むわけだから、差がつきにくい。
ペーパーも出来る、工作も出来る、面接も大丈夫、運動も出来る、
こんな子どもたちが決まっている席の定数を争うわけだから。
そういうできる子は親と二人三脚の準備期間は大体一年半で間に合うと思われます。
誕生月に合わせて準備期間の目安を考えてもいいかもしれないとは思うけれど(これは幼児教室では言われないです、向こうも商売だから)
心配な場合は家庭での学習をちょっと早めにしておけば大丈夫かなと思います。
次回は家庭学習について書いてみます。